1920年創業 時計アフターサービスの総合企業 時計ベルト、時計バンド、クニスタイン、ポニー、ロコッテ製造販売、S&S日本総販売元、時計修理 株式会社石国

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特集 vol3ベルトのサイズについての考察 はじめに
皆様はご自分の洋服や靴などを買うとき、洋服は9号、ジーンズが30インチ、靴は25センチなど、
ご自分のサイズがだいたいどのくらいかということを予めご存知かと思います。

しかし、時計ベルトはどうでしょうか?
けっこう自分の時計のベルトサイズを知らない人は多いのではないでしょうか。
洋服などと違って、皆様が時計ベルトを交換する機会はそこまで多くはないかもしれません。
しかし、時計ベルトを交換するときには、やっぱり洋服と同じように、
一番気に入ったベルトを見つけたいと思います。

気に入ったベルトを探すとき、革の素材や質感、色というものはとても重要な要素になります。
ところが、たとえ気に入った素材や色があっても、もしかすると、そのサイズによっては
時計に取り付けることができなかったり、付けることができても、
その印象がだいぶ想像と違っていたなんてことがあるかもしれません。

たかが時計ベルトのサイズ、されど時計ベルトのサイズ。
今回のお話しは皆様にとてもお役に立つ話だと思いますので、どうぞご参考にしてみてください。

まずはざっと簡単な説明です。下の図をご覧ください。
時計幅(とけいはば)
時計ベルトを時計に取り付ける部分の幅のことです。
また、管幅(かんはば)、付け幅(つけはば)というふうにも呼ばれています。
まず、市販の時計ベルトでの交換をするときは、このサイズがとても大事になってきます。
このサイズがちゃんと合っていないと、ベルトが外れてしまい、時計が落下してしまうことがあります。
美錠幅(びじょうはば)
美幅(びはば)とも言います。また、「尾」を使用して「尾錠幅」と表現するメーカーもあります。
ここは美錠を取り付ける部分の幅です。市販のベルトの多くには市販美錠が付属していることが多いですが、
もし市販ベルトへの交換の際に、時計購入時のオリジナルベルトに元から付いていた純正の美錠を使うのであれば、 この部分のサイズがその美錠のサイズとしっかり合っていなければなりません。
長さ
ベルトの長さはメーカーやブランドによって違いはあるものの、どれも基本的には固定の長さになります。
そのため、腕の太い方や細い方は、市販のものでは対応できないこともあります。
その際には特別サイズのベルトを着用されるか、またはオーダーベルトという手段もあります。
特に、オーダーベルトをご注文される場合に、この長さがとても大事になってきます。
厚さ
上の図にはありませんが、厚みの違いも時計ベルトの印象を大きく変えます。
いかがでしょうか、このように、時計ベルト一つとっても、様々なサイズがあります。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
時計幅のお話
時計幅は時計ベルトのサイズを示すときの一番基本となるサイズになります。
ちなみに、時計べルトの付根裏には時計幅が刻印されているものが多くあります。

当社の商品の時計幅ですと、6ミリから22ミリ、及び24ミリのベルトを作製しております。
(※当社の市販所品では23ミリ幅のものは作製しておりません)
時計のベルトの幅は、時計幅(バネ棒が入るところの幅)で決まるのですが、1ミリでも
隙間があって大きさが合わないと、外れやすくなってしまったり、ベルトが擦れてきたりしますのでジャストサイズのものを付けることをお勧めします。
なぜベルトのサイズが合っていないと外れやすくなってしまうのか
このバネ棒はよく使われる一般的なタイプです。
内部を見ることはできませんが、このバネ棒には管の中にバネが一本入っています。
そのバネによって両端の突起が外側に押し出されている状態になっています。
両端の突起を指で強く押すと、突起は反発しながら筒の中に潜りこみます。
時計の足の内側にある穴にバネ棒の先がはまっています。時計のケースにバネ棒がしっかりはまっている状態ですが、横の力が加わるとバネ棒の管が横に動いてしまいます。 これならベルトが時計の足に固定されていて横にずれませんので、バネ棒も動きません。 これだと、ベルトが横にずれるのと一緒にバネ棒もずれてしまい、バネ棒が外れやすくなってしまいます。
このような理由のため、時計ベルトは、時計幅に合ったものを付ける必要があるのです。
(※一部のバネ棒やネジ式の場合には、サイズが違っても問題がないタイプもあります)

では、一般的にはどのような時計幅のベルトが多く売れるのでしょうか。
当社商品の2010年一年間の販売データによると、以下のような結果となっております。
売れ筋サイズランキング紳士用婦人用
1位18ミリ12ミリ
2位17ミリ14ミリ
3位16ミリ13ミリ
私たち時計ベルト業界にいるものにとっては、昔から婦人用時計の時計幅で一番多いのが12ミリ、
紳士用時計で一番多いのが18ミリというのが定番のイメージです。
実際のデータを見ても、販売個数は出していませんが、1位の商品と他のサイズのものとを比べるとその差は歴然です。

しかし、最近になってきて、大き目の腕時計を持つ人が増えてきたことにより、
幅の広いベルトをお買い求めになるお客様も大変多くなってきました。
(2011年になってスイスで発表された時計には、だいぶ大型一辺倒な頃よりは小ぶりなものや薄型のものが出てきましたが、それでもまだまだ大きな時計が市場には多く出回っています)

紳士用でみるとケースの直径が40ミリを超える非常に大きなものを見かけます。
そのため、市販ベルトを見ても、時計幅24ミリを超えるものを多く見かけるようになってきました。
その傾向は、男性に限ったものではなく、女性でも同じです。婦人用時計もここ近年大きいものを多く見かけるようになりました。

その一方で、女性向けライセンスブランドの腕時計などでは、
時計幅6ミリ以下のベルトが付いた細い腕時計も最近では増えてきたように思います。

このように、世の中には腕時計も多種多様な大きさのものが出回るようになりましたので、
私たちも単純に売れるサイズのベルトだけを多く用意していればよいというわけにもいきません。

先ほども少しご紹介しましたが、当社は6ミリから22、24ミリのサイズに対応できるような品揃えをしております。
しかし、それでも中には対応できないサイズのベルトをお探しのお客様がいらっしゃいます。
そのため、現在当社では、幅広いお客様のニーズを考え、POMSオーダーベルトシステムを導入しております。

時計ベルトの長さについて
さて、最近の傾向として大きなケースサイズの腕時計を持つ人が増えたことをお話ししましたが、
では、そのような傾向にあったとき、ベルトの長さはどうなるのでしょうか。
時計幅の広いベルトの需要が増えるのと同じように、ベルトの長さにも影響は出てくるのでしょうか?
次は長さについてのお話をしたいと思います。

通常市販ベルトでは、時計幅が15ミリ以下は婦人物、16ミリ以上が紳士物というふうに、分かれています。

そのため、時計幅が16ミリ以上になると、一般的にその長さは紳士の腕周りに合った長さになってしまいます。

しかし、最近では前述のように、大きめの時計をする女性の方が増え、時計幅の広い婦人用時計も多くなってきたため、下の写真のように、時計幅16ミリ以上で、女性をターゲットにした短めのベルト(下のベルト)も
ベルトメーカーから販売されるようになってきました。
(もちろん、ショートサイズ(寸短)という概念自体は昔からありました)

同じ18ミリ幅のベルト
上のベルト:美錠側75ミリ/剣先側115ミリ
下のベルト:美錠側70ミリ/剣先側105ミリ
時計ベルトの長さについて
ここで、日本人の平均の手首の太さってどの位なのか見てみましょう。
下記のデータをご覧ください。
資料:経済産業省「size―JPN2004―2006 平均値データ」
調査人数6,742人(女性3,212人、男性3,530人)
年代 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70~74 75~79
男性(ミリ) 166 168 170 145 172 173 175 175 175 175 175 174
女性(ミリ) 149 150 150 150 153 154 156 157 156 157 159 161
次に、当社のベルトの長さをご覧ください。
6時側 12時側 合計
紳士用(ミリ)11575190
婦人用1(ミリ)10575180
婦人用2(ミリ)11065175
婦人用3(ミリ)10565170
当社のクニスタイン紳士用ベルトの場合、小穴(こあな)が6つあります。
仮にベルト内側から3つ目の小穴にの留めると、ベルト全体の長さが約145ミリになります。

時計本体の大きさが約35ミリと仮定すると、ちょうど180ミリとなり、
内径差を考えても上記の男性データの全ての年代に十分対応できる長さになります。

また、6つある小穴の端から端まではおおよそ30ミリの長さがあります。小穴の間隔は6ミリほどですので、
つまり内側から3つ目の小穴で留めている場合、外側に小穴が3個残っていますので、
まだ18ミリも長くできるということになりますし、
内側に2個小穴が残っていますので、12ミリ短くすることもできるということになります。
時計ベルトを交換して腕に付けるとき、多少の違いはあれど、
たいていは裏ブタの部分に出っ張りがあると思います。
もし、ケースの裏側が大きく出っ張っているときには、
その出っ張り分を考慮しないといけません。

左の写真のように、実際に腕に付けることのできる長さは、
おおよそ赤い丸の部分になります。
時計の幅とベルトの長さだけを机の上で測って合わせてしまうだけでは、
思ったよりも短いということになります。

また、写真のように美錠ではなくディプロインバックルを使用している場合にも、ディプロインバックルの金具がさらに内径を小さくしてしまうことになりますので、留める小穴の位置にお気を付けください。

ちなみにディプロインバックルとは、ベルトの脱着が簡単にできる金属製の折りたたみ式留具のことです。
また、腕がかなり細い方は、さらに内側に専用の工具で小穴を開けるという方法もあります。

このように考えると、長さに関しましては時計幅と違ってかなり調整がききますので、時計が大きくなる傾向にあったとしても、
今すぐ時計ベルトの規格を変更する必要はないかと思われます。
ただし、これにつきましても、あくまで一般的なお話しです。
もちろん世の中は平均的な体格の人ばかりではありません。
昔からお客様の中には多様なサイズの方がいらっしゃいます。

以前、腕周りが300ミリというオーダーを頂きまして、測り間違えかと思い、店頭に確認したところ、

"某有名プロレスラーの方のベルトだと判明したこともありました。"

当社ではそのような方々のニーズを汲み取ることができるように、

先ほどご紹介したPOMSオーダーベルトでお客様の腕にぴったりのベルトを作成しています。


美錠幅のお話
腕時計に付いている純正革ベルトの多くには、オリジナルのマークが入った美錠やディプロインバックルが付いています。

市販のベルトを付けるときに、この金具のサイズが合わないために、その美錠やディプロインバックルを使用できないことがあります。

なぜならば、美錠やバックルなどの幅が広すぎてしまうと、ぐら付いてしまったり、使用状況によっては外れてしまいますし、 美錠の幅が狭すぎれば、ベルトの剣先側が美錠を通らないことも考えられるからです。
そのため、もしオリジナルの美錠やバックルをお使いになりたいときには、時計幅と美錠幅が両方合っている革ベルトをお探しになる必要があります。
そのため、もしオリジナルの美錠やバックルをお使いになりたいときには、時計幅と美錠幅が両方合っている革ベルトをお探しになる必要があります。
そのため、もしオリジナルの美錠やバックルをお使いになりたいときには、時計幅と美錠幅が両方合っている革ベルトをお探しになる必要があります。
当社の市販ベルトですと、製品によっても時計幅に対しての美錠幅サイズが違ってきます。
参考までに、各時計幅に対して以下のような美錠幅の商品がございます。
美錠幅A(ミリ) 6 6 7 7 7 8 8 9 10 10 14 14 14 14 14 14 14 20
美錠幅B(ミリ) 7.5 7.5 8 9 9 10 12 12 16 16 15 16 16 20
美錠幅C(ミリ) 8 8 10 10 10 12 14 16 18 18
美錠幅D(ミリ) 18
時計幅(ミリ) 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 24

このように美錠幅もいろいろございますが、そもそも美錠幅が違うと、一番何が影響されるのでしょうか?それは、ベルトのスタイル(見え方)です。
時計幅と比べて美錠幅が狭ければ狭いほど、時計ベルトの形は先に向けて細くなっていきシャープなイメージを持ち、エレガントな印象を与えます。
逆に、美錠幅が広くなりそのサイズが時計幅に近づくほど、ベルトの面積も広がり、わりとがっしりとした印象になってきます。

ちなみに、時計幅と美錠幅が同じサイズのものをストレートタイプと呼びます。
市販ベルトの多くは美錠側が時計幅より狭くできていて、ストレートタイプのものはあまり多くはありません。

美錠幅につきましても、美錠側に向かってほぼストレートのものと細くなっているものとでだいぶ印象が変わります。

下の写真をご覧ください。同じ時計幅のベルトですが、スタイル(見え方)はそれぞれ違います。
美錠幅が細くなれば、その美錠にベルトの先が通らなければいけませんので、剣先側の先も細くなります。

このように美錠幅の違いによっても、スタイル(見え方)は大きく違いますので、
もし、ベルト交換される際には、同じようなベルトであっても、美錠幅が違うようであれば、
実際に時計に当ててみて見比べてみることをお勧めします。
厚さのお話
最後に厚さのお話しです。
一般的なフラットな時計ベルトですと、2.5ミリ位の厚さのものが多いですが、最近ではそれより厚めのベルトも多く出ていますし、
時計の厚さに併せて甲丸と言い、ベルトが少し膨らんで厚くなったものも主流となってきています。

ケースの径が大きめの時計の場合、一般的にはそのケースの厚さも厚くなる傾向にあります。
そして、その時計の厚さが厚いほど、ベルトも厚くしたほうがそのバランスは良く見えます。
厚めの時計に薄いベルトを付けてしまうと、ベルトが華奢に見えてしまいます。

もちろん、逆に薄型の時計でしたら、薄いベルトを付けたほうがそのバランスは良く見えます。
もし仮に薄い時計に厚いベルトを付けたらどうでしょうか?
時計よりベルトが厚くなってしまっては、なんとも変な印象になってしまいます。

厚さもその時計のスタイル(見た目)に大きく影響します。
横から見たときの印象など様々な方向から見た最適なチョイスをしていただければと思います。
上は当社の「クニスタイン」で、厚さは、時計本体に近い部分が3ミリで先端が2ミリとなっております。
下のものは「POMS」で作成したもので、厚さは、時計本体に近い部分が5ミリで先端が3ミリとなっております。
時計の重さにベルトが耐えられない事はないと思いますが、やはり時計の大きさに似合った厚さのベルトを
選んで頂きたいと思います。

以上でサイズのお話しは終わりです。

いかがでしたでしょうか?
今回は皆様にとってはけっこうマニアックなお話だったかもしれません。

もちろん、私どものベルト売場の店員はそういったことを十分に把握しているプロですので、
そういったことを知らなくても、すべてお任せいただければ、
お客様の時計に最適な商品をご提案する自信があります。

ただ、もし、本当に気に入ったベルトに辿り着く近道をお探しであるとするなら、
もしかすると、それはこういった知識が有効なのかもしれません。
そしてなにより、こういった知識があるだけで、時計ベルトを選ぶ時間がより一層楽しくなるかもしれません。

では、皆様、素敵な時計ベルトライフをお楽しみください!

以上




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